心筋梗塞からのサブ3

心筋梗塞発作、ステント留置術後に、フルマラソンをサブ3できるかを綴るブログ

血圧測定あれこれ

退院後に行うこと - 心筋梗塞からのサブ3

しかし、HealthPlanet のアプリのグラフは正直見づらい。ぱっと見て、血圧が高いのか低いのかわからない。小さく表示された数値を必ず読む必要があるし、平均値なども表示されない。医者に見せる時用に、ブラウザ版などで別のリポート機能があるのかと期待したが、それもなかった。これなら、表計算ソフトに入力したほうがマシに思える。別のサービスに乗り換える予定である。

と書いたが、タニタHealthPlanet から Withings に乗り換えてみた。

移行の手順は、Health Planet から Withings にデータ移行 に記録しておいたが、APIcurl で叩くというプロ仕様の手順となっている(私の本職はプログラマー)。こういう作業に不慣れな一般の方は、こういう場合どうしているのだろう。Apple Health に蓄積することができれば、それを経由してデータを移行できると思われるが、Android ユーザは、現在のところ HealthPlanet は Google Fits とは連動しないので、これといった移行方法はないのではないか。実際、ネットで検索すると、

retu27.com

こういった悲鳴がみられる....

それはそれとして...

グラフ表示を比較してみる。HealthPlanet のグラフ表示は、

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グラフ @ HealthPlanet

Withings のグラフ表示は

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グラフ @ Withings

となる。

HealthPlanet は Y 軸の高さが選択期間の max - min 固定である。このアルゴリズムでは、だれのグラフを見ても、Y 軸いっぱいに変化している同じようなグラフとなるはずだ。つまり、医者がいろんな患者のグラフを見た場合、このグラフではぱっと見ではなんの情報も得られない。いっぽうで Withings は、ぱっと見で大きく変化したのかしなかったのかがわかるように、Y 軸の高さが適切に選択されている。また、平均、最大、最小といった統計値にもすぐにアクセスできるし、血圧のグラフはカラーにより異常かどうかを示していて、大変わかりやすい。体重のグラフは、上記は比較のためにシンプルなものを表示しているが、以下のように、標準体重をガイドとして示したり、平均変化を示す補助線を引くこともできる。

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体重グラフ2 @ Withings

最後に、ランニングはどうして心筋梗塞によくないのか - 心筋梗塞からのサブ3 に書いたが

毎朝測定している血圧測定の結果をドクターに見せた。上が 120〜130 下は 80 前後という結果から、もう少し下げましょうということで、テルミサルタン錠が 20mg から 40mg に増量された。

この結果血圧が変化するか気になっていたので、これを確認してみる。

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血圧変化

左が 4 月、右が 5 月である。テルミサルタンは 5/10 より増量したが、このように、血圧が変化して正常な範囲にとどまっていることが、グラフで確認できる。ドクターすごい。