心筋梗塞からのサブ3

心筋梗塞発作、ステント留置術後に、フルマラソンをサブ3できるかを綴るブログ

心筋梗塞で制限されること

心筋梗塞の手術 (ステント留置) を行っても献血はできるのか?答えは No らしい。

特定の病気にかかったことのある方|献血をご遠慮いただく場合|献血の流れ|献血について|日本赤十字社

心臓病
急激な血流変化によって悪影響が出るのではと予測される方。

具体的には、今までに心筋梗塞狭心症があった方、弁膜症、心筋症、治療を必要とする不整脈のある方が該当します。また、リウマチ熱で心障害の疑いがある方、その予防にペニシリン投薬を受けている方もこれに該当します。

10 年ほど前に父親が輸血したのをきっかけに、機会があれば献血をしていたが、大変残念である。過去 21 回献血したが、これで終了ということになる。

骨髄バンクのドナーはどうだろうか?骨髄バンクも、答えは No らしい。

https://www.jmdp.or.jp/reg/about/requirement.html

ドナー登録できないケース
(略)
悪性腫瘍(がん)、膠原病(慢性関節リウマチなど)、自己免疫疾患、先天性心疾患、心筋梗塞狭心症脳卒中などの病歴がある方(※治癒している場合も含みます)

私はドナー登録済だが、Web での登録変更手続きには登録後に発病したことを通知する手続きはないようだ。
ドナー候補となった後に、やっぱりダメってことになるのだろうか。
(2022-11-04 その後、オンラインでドナー登録解除ができることがわかったので、ドナー登録解除)

続いて、マラソンレースはどうだろうか。

ハセツネCUP エントリー方法|ハセツネ(長谷川恒男)カップ 日本山岳耐久レース

3. 私は、心疾患・疾病等なく、健康に留意し、十分なトレーニングをして大会に臨みます。傷病、事故、紛失等に対し、自己の責任において大会に参加します。

日本山岳耐久レース」通称ハセツネだが、「申し込み規約」に「私は〜心疾患なく〜大会に臨みます」と、「心疾患」と明記されている。やはり、心疾患があった場合、大会に申し込めないという意味になると思われる。私は、毎年参加していたが、もう申し込めないのだろうか。

しかし、その他のマラソンレース、東京マラソン富士登山競走、北丹沢山岳耐久レース、勝田全国マラソンなどを調べたが、こういう制限はないようだ。

日本陸連の医事委員会が作成した「市民マラソン・ロードレース申し込み時健康チェックリスト」というものがあるらしく、それには、

(A)下記の項目(1~5)のうち1つでも当てはまる項目があれば、レース参加の可否に
ついて、かかりつけ医に良く相談してください。かかりつけ医の指導の下、検査や治療を受けて下さい。レースに参加する場合には、自己責任で行って下さい。
1.心臓病(心筋梗塞狭心症、心筋症、弁膜症、先天性心疾患、不整脈など)の診断を受けている、もしくは治療中である。

と書かれている。このように、事前チェックリストに、医者に相談の上決めるように書かれている大会は、UTMF やハイテクハーフなど、多いようだ。

ということで、心疾患やると、献血等はできない、マラソンレースはハセツネだけは出られなくなるのかもしれない。

(2022-11-04 追記) 板橋シティマラソンの申し込み規約にはハセツネ同様に「参加者は、心疾患・疾病等が一切なく、健康に留意し、十分なトレーニングをして大会に臨みます。」と書かれていて、開催要項を確認すると、参加資格に「日本国内に居住している方で、19歳以上(大会当日)で、健康かつ心疾患がなく競技に耐えうる体力がある方」とある...